HOYTをはじめとしたメーカーで最近発売されているリムのチップ形状は小型化しているため、従来型のリムチップの両端にかけるストリンガーを使用すると、ストリンガーのフックカバーがリムチップのストリングループノックを覆ってしまい、ストリングが掛けられないという事態も見受けられます。応急措置として、フックカバー内に詰め物をし、浅くして対応している方もいますが、これはフックカバーが外れやすく非常に危険です。 　メーカー側も推奨している、片側はリムを押さえるタイプのストリンガーを使用し、事故を防止しましょう。 　入荷ロットによりTopArchery製でない場合もありますが、構造的に同一のものとしてご了承ください。

　ポリエステル製アーチェリーデザインのマスクです。洗濯可能ですので洗って繰り返し使用できます。両サイドのゴムバンドはサイズ調節が可能です。内側にはフィルターが追加できるよう内ポケットの付いた二重構造となっていて、鼻の当たる部分はワイヤー入りです。 　サイズ : 長さ20cm ✕ 15㎝

　今までありそうで無かったアロープラ―グローブ、つまり、固く刺さった矢を抜くときに使う滑り止め加工されたアーチェリー用のグローブです。 　これから指先が冷たくなる時期に、なんといっても辛いのは新しくて固い畳に刺さった矢がなかなか抜けないことではないでしょうか。そんなときに便利なのがこのアロープラ―グローブです。簡単に手を差し込めるように手の甲側が大きく開いていて、普通の手袋より脱着が楽にできます。外したグローブにはマグネットが付いていますので、クィーバーのフックに簡単に止めておくことができます。Sanlida社だけのオリジナル商品です。

　スピンウィングをはじめとするフィルムベインは、ベインの前後をラッピングテープで固定する必要がありますが、テープがめくれたり接触により簡単に破損してしまうなど、耐久性は十分といえません。ラッピングテープでは補修するにも手間がかかりますが、この熱収縮チューブなら、軽くライターであぶるだけでしっかりとベインを固定でき、剥がれてしまうこともありません。 　チューブをあぶるときは、炎がベインにあたらないよう十分注意してご使用ください。

　中国Sanlida社のマグネチックレストです。機能的にはSHIBUYA製のものとほぼ同等で、左右兼用となります。両面シールは2枚付属しますが、レスト本体には両面シールは付いていない状態なので、スペアは実質的に1枚のみとなります。

　中国DECUT社のクリッカーです。クリッカーブレードは黒、固定ネジやクリッカーチップのプラスチック部分は白となります。一般的なクリッカーのネジサイズである6-32インチのほか、旧Samick系やヨーロッパ系のハンドルライザーに採用されている4ミリのネジも付属しますので、ほとんどのハンドルライザーに対応が可能です。

　中国DECUT社の最新フィルムベインの「SIUS」です。「ANDY」とは異なり、すべてソフトタイプのフィルムベインですが、形状が変更され、ベインの前端と後端に突起のあるデザインとなり、ラッピングテープで固定しやすいように工夫されています。在庫しているカラーは白、青、銀の3色ですが、青は左用のみの在庫なのでご注意ください。

　中国DECUT社のフィルムタイプのベインです。カラーは、白、赤、青の3色となります。白は一般的なフィルムベインと同等の柔らかいフィルム素材ですが、赤と青はKストライプのような厚いフィルムのハードタイプであるため、矢同士の接触程度では折れ曲がる心配がありません。50枚セットでフレッチングテープとラッピングテープを同梱しています。現在の在庫は右用のみです。

　中国Sanlida社のクリッカーで、サイトのエクステンションバーに取り付けるタイプのクリッカーです。インドア競技で太いアローシャフトを使う場合、スパインを合わせるため通常より長めのアローシャフト長にしなければなりませんが、これを使うことにより大幅にクリッカー位置を前方に動かすことが可能です。 　また、矢尺が定まらない入門者レベルの方がクリッカーを使う練習をする際にも活用できます。

　中国JUNXING社のクッションプランジャーです。プランジャーボタンがボディと同色に着色されたおしゃれなデザインになっています。 　標準装着されているカラー着色のボタンは金属製です。スペアとして付属するプラ製ボタンは標準装着のものよりサイズが短くなっていて、そのまま交換してしまうと調整が大きく変化してしまいますので、その点をご注意ください。

　中国DECUT製のクッションプランジャーです。アローシャフトのセンター調整をするための固定ナットは、幅の異なる2種類のナットが付属しているため、ハンドルライザーのサイトウインドウが深いものから浅いものまで、幅広い調整範囲で対応することが可能です。 　黒、赤、青を除く、一部のカラーバリエーションは入手困難なレアものとなります。その在庫も各色1個のみとなりますので、ご希望の方はお早めにご注文ください。

　入門者向けリカーブボウのためのダクロン製ストリングです。弾力性に富み、衝撃の吸収に優れているため、弓に優しいストリングです。入門者用リムの特定モデルでは、ダクロン製ストリングの使用が指定されているものもあります。弾力性に伴う伸び縮みが大きく安定性に欠けるため、競技用としてはお薦めしません。66インチサイズ限定です。

　ダイニーマの名称は、認可されたメーカーの製品のみに使用が許されるため、同じ工程で製造された製品でも認証がなければダイニーマを名乗ることはできません。このストリングは認証のないメーカーが製造したHMPE繊維を素材としていますが、性能特性はオリジナルと同等です。大手原糸メーカーにはない多彩なカラーバリエーションから、ハンドルカラーとのアレンジをお楽しみください。 　ストリング原糸がDynaflight相当の太さとなりますので、ストランド数は１４本でSノックに適合するストリングになります。 　なお、種類での表記は「弓サイズ-長さ㎝（原糸色&サービング色またはエンド・センター色）ストランド数」となります。

　アーチェリー用ストリングの代名詞にもなったBrownell社製のスペクトラを素材とした正真正銘本物のファストフライトストリングです。現行のファストフライトプラスはダイニーマを素材とした代替品です。柔らかく軽いシュート感覚を特徴とし、中級者から上級者まで幅広く人気を集めた高速ストリングでしたが、米国の中東紛争介入に伴い軍需品としてスペクトラ繊維の全生産量が接収されてしまったため、やむなく廃番となってしまったものです。現在では、スペクトラ繊維の流通も復活し、BCY社から652原糸が市販されていますが、オリジナルのファストフライトと同じものではありません。このストリングはBrownell社オリジナル製品の最後の流通在庫で製作しているものであるため、カラーもグリーンとパープルしかありません。ダイニーマ系に比較すると、若干伸びやすい特性はありますが、特徴的な柔らかいシュート感触はほかの原糸とは別格のものです。 　オリジナル原糸の在庫がなくなり次第、販売を終了しますので、興味のある方はお早めにお求めください。 　なお、種類での表記は「弓サイズ-長さ㎝（原糸色&サービング色またはエンド・センター色）ストランド数」となります。

　国際情勢の変化により、大ヒットしたストリング原糸FastFlightの原料となるスペクトラ繊維の供給を突然断たれてしまったBrownell社ですが、商品バリエーションはFastFlightだけだったわけではなく、ダイニーマを素材としてアロースピード性能が若干上回るTS PLUSもありました。原糸の太さはFastFlightに揃えほぼ同じサイズで、伸びにくく安定性に勝りますが、FastFlightに比べてシュート感触が少し硬かったため、旧FastFlightのような万人受けする人気は確保できていません。性能的には平均的なダイニーマ系ストリングと同様ですが、カラーが全体的に暗めの色になり、発色はやや鮮やかさに欠けます。 　なお、種類での表記は「弓サイズ-長さ㎝（原糸色&サービング色またはエンド・センター色）ストランド数」となります。

　BCY社がBrownell社のFastFlightに対抗して製品化したダイニーマを主原料としたストリングです。ダイニーマ繊維は逐次改良されていて、製品ごとにSK番号が付与されますが、これはSK75を主体とした２種類のダイニーマ繊維がミックスされたストリングです。FastFlightよりも伸びにくく、安定性も上回っています。SK75を主素材としたストリングとしてはひとつの完成形ともいえ、PSE社のコンパウンドボウのストリングとして長らく標準指定されていました。マイナーチェンジされた現行の製品は、ミックスされていたSK68をGore繊維に換えた8125Gという製品名になっています。 　なお、種類での表記は「弓サイズ-長さ㎝（原糸色&サービング色またはエンド・センター色）ストランド数」となります。

　Brownell社は、BCY社のように製品に使用しているダイニーマ繊維の改良グレードレベルを明記することはないので、ストリング原糸製品の発表時期を考慮し、BCY社の製品と横並びで素材を推定するしかないのですが、このAstro Flightは、改良の進んだ新しめのダイニーマ素材を使用しているようです。特徴としては、原糸に固形ワックス分をまったく含まず、非常に軽量でさらさらした手触りのよいストリングです。液体シリコン系のワックスを使用しているのだと思いますが、柔らかい手触り感と同様に、シュート感覚も柔らかく、弦音も非常に静かになります。近年のBrownell社製品は、最新素材の追求よりも、ストリング素材に最適となるような繊維の加工技法に工夫を凝らしている傾向が感じられます。 　なお、種類での表記は「弓サイズ-長さ㎝（原糸色&サービング色またはエンド・センター色）ストランド数」となります。